めだかLOVE めだかの生態や飼育方法、病気治療など

めだかLOVEはめだか好きな人や学校でめだかを飼育している人のためのめだかの飼い方・育て方応援サイトです。

ホームページをリニューアルしました。
めだかの学校

ペットボトルめだかを飼おう

ペットボトルめだかを飼おう

めだかをペットボトルで飼育する方法は昔からあります。
当サイトで飼育していた方法をまとめてみましたので参考にしていただければと思います。

必要なもの
2リットルのペットボトル(お茶のがお勧め)
じゃり(赤玉土、ソイル、川砂など)
水草(マツモ、オオカナダモ、オオサンショウモ、小さなホテイアオイなど)
水(汲み置きまたはカルキ抜きしたもの)
めだか(オス1匹、メス2匹程度)
道具(カッター、ビニールテープなど)

ペットボトルの側面に穴を2つ空ける
くびれの部分を境に2つ空けます。
大きく1つ空けると強度が弱くなります。
カッターを使って穴を空けるときには、ケガには十分気をつけてください。

めだかペットボトル

空けた穴をビニールテープで保護します
カッターで空けた穴は鋭くなっているので、ケガをしないようにテープで保護します。今回写真で分かりやすくするために赤色のテープをを使いましたが、透明のテープのほうがいいでしょう。

めだかペットボトル

ジャリを用意します(約200cc)
今回は土を焼き固めたソイルというものを使います。ソイルは洗わずそのまま使えて便利です。
赤玉土や川砂も使えます。
採取してきた川砂などを使う場合は、水道水でよく洗ってから使います。

めだかペットボトル

ジャリの量に関してはもう少し多めでもかまいません。
ジャリはめだかが落ち着くためと、水をきれいにするバクテリアを発生させるために入れます。

めだかペットボトル

用意した水を静かに注ぎます。
勢いよく入れると水が濁ってなかなか綺麗になりません。

ペットボトルめだか

水草を用意します。
今回は水中の水草はマツモ、浮き草はオオサンショウモを使います。
オオカナダモ(アナカリス)も使えますが、マツモは根を出さず栽培できるのでマツモの方がお勧めです
オオカナダモ(アナカリス)、オオサンショウモは環境省に要注意外来生物とされているため、注意してください。

めだかペットボトル

マツモ
水中の水草で、メダカの産卵床になり、水に光合成により酸素供給します。

メダカペットボトル

オオサンショウモ
浮き草の仲間で、水中に伸びた根がメダカの産卵床になり、メダカの隠れ家になり水面上部よりのメダカのストレスを軽減させるために使用します。

メダカペットボトル

完成
この状態で2~3日、直射日光の当たらない、明るい日陰に置きます。
夏場直射日光が当たる場所に置くと、水温が一気に40度近くなり、めだかが死んでしまうことがあります。
2~3日後、異常がなければ水合わせをして、めだかを入れます。

めだかペットボトル

注意点
ペットボトル水槽を作る場合にはくれぐれもケガには十分気をつけてください。
ペットボトルに入る水は2リットル弱になり、めだかを飼育するにはかなり少ないです。
なので観察期間が終わったら、大きな容器で飼育してあげてください。
メダカが水草に卵を産みつけたら、水草ごと別の容器に入れて親メダカから隔離してください
同じ容器に入れていると親メダカが卵を食べてしまうことがあります。
隔離した卵の付いた水草は、水道水をそのまま入れた、洗面器などに入れてください。
隔離する容器の水は稚魚がふ化するまでは、塩素を抜かないで大丈夫です。
隔離した卵に水カビが付いた場合はふ化しませんので、他の卵にカビが移る前に処分してください。
メダカを観察する場合は、できるだけ短い時間で行い、メダカにストレスがかからないようにしましょう。
餌については市販のメダカの朝を夏場は2回/日、冬場は1回/日程度様子を見ながら少量与えます。食べ残しがあると水が悪くなります。
めだかを観察し変化があれば、どうしてそうなってしまったかみなさんで考えてみましょう。

今回の方法はあくまで参考のひとつでお勧めしていますので、みなさんでいろいろ考えて飼育してみてください。

産卵した卵のサンプル画像

めだかペットボトル
真ん中に丸い卵が2個付いています