めだかの薬浴のやりかた 塩編
めだかは小さな魚なので、いったん調子を崩すと治療が難しく、治癒はなかなか厳しいですが、少しでも治してあげたと思っている方もいらっしゃいます。
今回は一番ポピュラーな塩を使った治療を紹介したいと思います。
めだかの病気治療でも紹介していますが、写真付きで説明したいと思います。
まず隔離用のケース(A)を用意します。
ここでは4~5リットルの水が入るものを用意しました。
あと塩を溶かす小さな容器(B)を用意します。
ここでは0.5リットルの水が入るものを用意しました。
今回はAケースには1.5リットル、Bケースには0.5リットルのカルキを抜いた水道水を入れています。
次に塩を用意します。
ここではめだか治療用の岩塩を使います。
AケースとBケースの合計が2.0リットルになりますので、塩分濃度を0.5%で岩塩10gになります。
電子秤でケースの重さを引き、10gを量ります。
これで準備ができました。
Aケースにゆっくり時間(30分ほど)をかけ、病気のめだかを入れます。
次にAケースにBケース(塩入り)の水を、こちらも時間(30分ほど)をかけ少しずつ入れます。
あとはストレスのかからないように、気温が安定した場所に静かにおいておきます。
この状態で2~3日様子を見て、調子がよくなってきたら、1/5程度水替えをやりながら、徐々に塩分濃度を下げていきます。
その際に少しずつ餌を与えます。食べない場合は給餌をやめます。
※最初の2~3日は餌を与えないようにしましょう。
他にもいろいろと方法があると思いますが、参考にしていただければ幸いです。