カラーめだかと呼ばれるメダカは特定の品種ではなく、白メダカや黄メダカ、青メダカなどを総称として呼ばれています。
めだかの病気の中でポピュラーな病気として白点病があげられます。
他の熱帯魚などでも、よく知られている病気ですが、感染力も強く厄介な病気です。
治療方法としては薬浴があげられますが、今回は別の治療方法を紹介します。
熱帯魚のブリーダーなどでもよく使われる方法なので試してみてはいかがでしょう。
まず最初に温度調整機能付きの水槽用のヒーターと水温計を用意します。
温度調整機能が付いていないものは利用できないので注意が必要です。
次に現在の水温を測ります。
例:水温25度
次に1時間に1度上げていき28度~30度を目指していきます。
ただし、めだかの調子をみながらにしましょう。
また弱っているメダカは1日で一気に水温上昇するとさらに弱ってしまうことがあるので1日の水温上昇は2~3度にとどめておいたほうがいいでしょう。
水温が28度~30度になれば白点虫の活動が低下するといわれています。
あとは毎日こまめな水替え(1/3~1/5程度)を様子をみながら続けてみてください。
完全に駆逐することは難しいので飼育環境をよくしていきましょう。
めだかの薬浴のやりかた 塩編
めだかは小さな魚なので、いったん調子を崩すと治療が難しく、治癒はなかなか厳しいですが、少しでも治してあげたと思っている方もいらっしゃいます。
今回は一番ポピュラーな塩を使った治療を紹介したいと思います。
めだかの病気治療でも紹介していますが、写真付きで説明したいと思います。
まず隔離用のケース(A)を用意します。
ここでは4~5リットルの水が入るものを用意しました。
あと塩を溶かす小さな容器(B)を用意します。
ここでは0.5リットルの水が入るものを用意しました。
今回はAケースには1.5リットル、Bケースには0.5リットルのカルキを抜いた水道水を入れています。
次に塩を用意します。
ここではめだか治療用の岩塩を使います。
AケースとBケースの合計が2.0リットルになりますので、塩分濃度を0.5%で岩塩10gになります。
電子秤でケースの重さを引き、10gを量ります。
これで準備ができました。
Aケースにゆっくり時間(30分ほど)をかけ、病気のめだかを入れます。
次にAケースにBケース(塩入り)の水を、こちらも時間(30分ほど)をかけ少しずつ入れます。
あとはストレスのかからないように、気温が安定した場所に静かにおいておきます。
この状態で2~3日様子を見て、調子がよくなってきたら、1/5程度水替えをやりながら、徐々に塩分濃度を下げていきます。
その際に少しずつ餌を与えます。食べない場合は給餌をやめます。
※最初の2~3日は餌を与えないようにしましょう。
他にもいろいろと方法があると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
楊貴妃メダカ
ラメやダルマ、光などバリエーションは最多かもしれません。
やっぱり人気があるんですね^^
ただし、ヒメダカの色と変わりない、色の薄い楊貴妃がそのまま楊貴妃メダカとして販売されていることもあるので、注意が必要です。
可能な限り色の濃いタイプを選びたいです。